BIBLE OVERVIEW

聖書は神の国の物語です。神が完全な世界を創造した後、人は神より自分の判断と意思に従うことを選びました。それは世に罪をもたらしました。創世記4〜11章には、この罪がすべての人に感染するウイルスのようなものであることが示されています。 神の介入がなければ人類に希望はありません。

> 30分の読書参考箇所:創世記1−4章、6−9章、11章27−32節
第1部に示されたことは、人は自分たちに任されると神を選べないということでした。それで、神は何をなさるでしょう?神は介入し、人の罪深さにもかかわらず、世に救いをもたらそうとされました。
救いの計画の始めとして、神は不完全な人間を選びました。アブラハムが選ばれたのは、彼の義によってではなく、信仰を持っていたからでした。
 
> 30分の読書参考箇所:創世記12章、15章、17章、21章1−21節、22章、50章
この部分は、イスラエルの子孫が増え、エジプトの奴隷にされたことから始まります。
神が介入し、奇跡的にイスラエルを奴隷制度から救い出されました。神はご自身の民に、神に信仰を持ち、神のきよさを反映する生き方をするように、命じました。残念なことに、その世代は神の御言葉を守ることができず、約束の地を受け継ぐことがでませんでした。その結果、その任務は次の世代に引き継がれました。
 
> 30分の読書参考箇所:出エジプト記1章ー6章13節、11ー12章、14章、申命記4章
イスラエルの民が神を自分の王として見る時、神はご自身の忠実さを示されます。神の民が神が言われた言葉を信じ従う時、不可能に見えることでも、偉大なことが起こりました。
 
> 30分の読書参考箇所:ヨシュア記1−6章、23−24章
神に従う人々が自分の子どもを神の道に従うように教育しなかったら、神のきよさは罪と取り替えられてしまいます。
神に従うことを妥協することは、王である神に反逆することです。しかし、人々が悔い改めると、神はすぐに赦され、さばきつかさを起こされました。
*(スライド2枚目)ヨブ記の出来事がどの時代に当てはまるかを判断するのは複雑な問題です。遅くてもヨシュア時代(士師記1章頃)だろうと言われているので、この部分に入れましたが、他の部分でも可能です。
 
> 30分の読書参考箇所:士師記2章、ルツ記
イスラエルは神を王として拒みました。彼らは、他の国々のようになりたかったため、神の代わりに人間の王を望みました。神は彼らが求めた表面的で自分勝手なサウルを彼らに王として与えました。サウルの後、神は神が望んだダビデを彼らに王として与えました。ダビデは、イスラエルの真の王である神に従い、イスラエルを導きました。
 
> 30分の読書参考箇所:詩篇19ー25篇
ソロモン王の不従順によって、イスラエル王国は二つに分裂しました。北イスラエルは神を代表する偶像を作り、それは彼らを堕落させました。イスラエルの19人の王たちはみな悪でした。南ユダにもまた19人の王たちがおり、そのうちの8人は良い王でした。両国は最終的に反抗し、追放されました。
 
> 30分の読書参考箇所:第1列王記11−12章、第2列王記15章8−38節、24ー25章
前586年の南ユダ追放後、ユダヤ人の集団はありましたが、彼らはバビロンに住んでいました。彼らは罪を悔い改め、前538年に神は神殿と土地の再建のため、彼らを故郷に帰しました。神は預言者ハガイとゼカリヤを用いて神殿再建を励ましましたが、神殿にはソロモンの時のような神の栄光は満たされませんでした。
 
> 30分の読書参考箇所:エズラ記1章、3−5章、ハガイ書
彼らは再び偶像礼拝をしなかったが、神への礼拝は腐敗した無気力なものでした。
彼らは帰国することはできましたが、独立した民としてではなく、ペルシャ帝国の支配下に置かれたままでした。エズラ、ネヘミヤ、マラキの改革によって人々は神に立ち返り、来たるメシヤへの新しい見方を得ることができました。
 
> 30分の読書参考箇所:エズラ記7ー8章、ネヘミヤ記1章、3章、8章
中間期(旧新約聖書の間の400年)は混乱の時期でした。ペルシャ帝国はギリシャ帝国に打ちのめされました。ユダヤ人はギリシャ人に激しく迫害されました。マカバイの反乱によって彼らはおよそ100年間独立しましたが、それは宗教のきよめを意味するものではありませんでした。彼らがローマ帝国に乗っ取られた時、すでに信心深いユダヤ人たちは解放するために来られるメシヤを熱望していました。
 
> 30分の読書参考箇所:外典(旧約聖書続編)、この時代の重要なことが書かれている箇所として、第1マカバイ記1−5章
イエスが来られた時、ローマ帝国の支配力は彼らにとって敵でした。ユダヤ人たちは二つの違ったメシヤを期待していました。一つのメシヤは、回復された宗教を人々にもたらす祭司としてのメシヤ、もう一つは征服する王としてローマ帝国を打ち負かし、イスラエル王国を独立させるメシヤというものでした。罪を赦し、敵(悪魔)を打ち負かす霊的な神の国を確立させるメシヤであることをほとんどの人は理解していませんでした。
 
> 30分の読書参考箇所:マタイによる福音書1−4章、26ー28章
旧約聖書で神がアブラハムに「行きなさい」と召したのと同じように、新約聖書でイエスは弟子たちを召しました。
古い契約に神はご自身の民の「中に住む」と書かれているのと同じように、新しい契約には神は今や信じる人々の「うちに住まれる」と書かれてあります。
神の王国は、イエスが勝利と共に来られる時まで成長し続けます!
 
> 30分の読書参考箇所:使徒の働き1−2章、エペソ人への手紙